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鏑木清方が旅先で見つめた、金沢の美しい風景

(TOP画像/左)《水汲》大正10年(1921) 同館蔵

 

江戸時代、現在の横浜市金沢区の海沿いは、「金沢八景」と呼ばれ、史跡や豊かな自然に恵まれた風光明媚な地として、人々に親しまれていました。金沢の美しい風景に、子どもの頃から版画や本で魅了され、憧れを抱いていた清方は、大正7年、40歳のときに金沢へ旅行し、それが縁となり2年後に別荘を構えました。そして、清方は当地へ度々家族と出かけ、釣りや海水浴、山路の散策などを楽しみました。

本展覧会では、別荘に滞在した時に描いた絵日記作品のほか、金沢の自然や夏の風物に取材した作品をご紹介します。

関連事業として「夏休み親子鑑賞」も実施中。小・中学生と同伴者は観覧料無料です!

 

 

企画展「清方の旅-涼を求めて金沢八景へ-」
[日時]8月1日(水)〜26日(日)9:00〜17:00(入館は16:30まで)
[会場]鎌倉市鏑木清方記念美術館
[休館日]月曜日
[料金]一般¥200、小・中学生無料、鎌倉市内にご在住の65歳以上の方無料
[主催]公益財団法人 鎌倉市芸術文化振興財団(鎌倉市鏑木清方記念美術館指定管理者)
[TEL]0467-23-6405
[URL]企画展サイトはこちら

当館は、近代日本画の巨匠鏑木清方(かぶらき きよかた)画伯の終焉の地、鎌倉雪ノ下の旧居跡に建てられました。古都鎌倉の閑静な住宅地の中に、和風建物が端正なたたずまいをみせています。

鏑木清方は、明治11年、東京神田に生まれました。幼い頃から文芸に親しんで育ち、その画業のはじまりは挿絵画家からでした。のちに肉筆画に向い、清らかで優美な女性の姿や、いきいきとした庶民生活、肖像、愛読した樋口一葉や泉鏡花などの文学を主な題材として描かれた作品は、市井の人々への共感や慈愛のまなざしが感じられます。鎌倉とのゆかりは、昭和21年に材木座に居を構えた時からです。昭和29年、文化勲章受章の年よりここ雪ノ下に画室をもうけ、昭和47年に93歳で亡くなるまでの間を過ごしました。清方は晩年、自らの境地を「市民の風懐(ふうかい)にあそぶ」と称して、庶民生活を題材にした作品を多く手がけました。情趣あふれる日本画作品、また典雅な文体による随筆を多く残しています。

平成6年、ご遺族から鎌倉市にその画業と創作の場を後世に伝えてほしいという趣旨のもと、美術作品・資料と土地建物が寄贈されました。これを受け、平成10年4月に記念美術館として開館しました。ご来館の皆様には、清方の芸術と生活を偲びつつ、安らぎのひとときをお過ごしいただければ幸いです。

  • ショップ・スポット名
    鎌倉市鏑木清方記念美術館
  • 住所
    神奈川県鎌倉市雪ノ下1-5-25
  • 電話
    0467-23-6405
  • 営業時間
    9:00〜17:00(入館は16:30まで) 【休館日】月曜日(祝日の場合は開館し翌平日を休館)、年末年始(12月29日~1月3日)、展示替期間など
  • 駐車場
    無(駐車場・駐輪場はありませんので、公共交通機関をご利用ください。)
  • 平均利用額
    【観覧料】〈企画展〉一般¥200、小・中学生¥100、〈特別展〉一般¥300、小・中学生¥150 ※観覧料無料(要証明書)…(1)鎌倉市内の小中学校に通学する児童生徒、もしくは市内に在住し市外の小中学校に通学する児童生徒 (2)鎌倉市にお住まいで65歳以上の方 (3)身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及びその介助の方 (4)鎌倉市原子爆弾被害者の援護に関する条例(昭和48年3月第37号)に基づく援護資格認定証の交付を受けた方(手帳などをご提示ください)
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