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今年で生誕120年となる建築家アルヴァ・アアルト展、開催

(TOP画像)アルヴァ・アアルト《ルイ・カレ邸》リビング・ルーム 1956-1959年 バゾシュ=シュル=ギヨンヌ(フランス)
Living Room, Maison Louis Carré, Bazoches-sur-Guyonne, France, Alvar Aalto, 1956-1961
©Alvar Aalto Museum photo: Heikki Havas

 

今年で生誕120年となる建築家アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、モダニズムに自然の要素を取り入れ、人々の暮らしをより良くする建築や家具デザインなどを追求しました。彼のパイミオのサナトリウム(1933)やマイレア邸(1939)は建築における有機的な形態と素材の優れた相互作用を体現し、《アームチェア 41 パイミオ》(1932)や《スツール 60》(1933)は近代家具の展開に画期的な役割を果たしました。そして、ガラス器《サヴォイ・ベース》(1936)は、フィンランド・デザインのシンボルになっています。

アアルトの有機的な形態は、フィンランドの自然や風景から生まれたという従来の見方に加えて、本展では同時代の芸術家たちとの対話も重要であったという新しい視点を提示します。

ヴィトラ・デザイン・ミュージアムとアルヴァ・アアルト美術館が企画した本展は、2014年9月にドイツのヴァイル・アム・ラインにあるヴィトラ・デザイン・ミュージアムで始まり、スペインのバルセロナ、マドリード、デンマークのオールボー、フィンランドのヘルシンキ、フランスのパリで開催されてきた国際巡回展です。日本では約20年ぶりとなる本格的なアアルトの回顧展であり、オリジナルの図面や家具、照明器具、ガラス器、建築模型など約300点で、フィンランドでもっとも著名なこの建築家の生涯と作品を辿ります。

 


アルヴァ・アアルト《ヴィープリ(ヴィーボルク)市立図書館》1927-1935年 カレリア(現ロシア)
Viipuri (Vyborg) City Library, Vyborg, Karelia (today Russia), Alvar Aalto, 1927-1935
©Alvar Aalto Museum photo: Heikki Havas

 


アトリエのアアルト 1945年
Aalto in his studio, 1945
©Alvar Aalto Museum photo: Eino Mäkinen

 

《展覧会の見どころ》
1.アアルトの代表作、パイミオのサナトリウムの再現
パイミオのサナトリウム(1928-1933)の一室を、当時の家具等で再現します。

2. 特設コーナー「アアルト ルーム / Aalto Room」
アルテックとイッタラの協力のもと、代表的な家具等を並べて、アルヴァ・アアルトのデザインを体感できる特設コーナーを開設します。特設コーナーでは会期中、ワークショップ等のイベント開催を予定しています。

 

アルヴァ・アアルト――もうひとつの自然
Alvar Aalto –– Second Nature
[日時]9月15日(土)〜11月25日(日)9:30〜17:00(最終入館16:30)
[会場]神奈川県立近代美術館 葉山
[休館日]月曜日(9月17日・24日、10月8日は開館)
[料金]一般¥1,200、20歳未満・学生¥1,050、65歳以上¥600、高校生¥100
[TEL]046-875-2800(神奈川県立近代美術館 葉山)
[URL]http://www.moma.pref.kanagawa.jp/
※同展の観覧券で同日に限りコレクション展「描かれた「建物」」もご覧いただけます。
※中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
※無料開館日:11月3日(土・祝)「文化の日」は、開催中の展覧会を無料でご覧いただけます。
※ファミリー・コミュニケーションの日(毎月第1日曜日:10月7日、11月4日)は、18歳未満のお子様連れのご家族は 割引料金(65歳以上の方を除く)でご覧いただけます。また同日は「会話を楽しむ日」となりますので、小さなお子様連れの方も、遠慮なくご覧ください。
*その他の割引につきましてはお問い合わせください。

 

関連イベントもCHECK!!
館長によるオープニング・トーク
「アルヴァ・アアルト」展&コレクション展「描かれた「建物」」

[日時]9月15日(土)14:00〜15:00
[会場]神奈川県立近代美術館 葉山 展示室
[料金]無料(「アルヴァ・アアルト」展の当日観覧券が必要です)

担当学芸員によるギャラリートーク
[日時]9月29日(土)、10月13日(土)・27日(土)各日14:30〜15:00
[会場]神奈川県立近代美術館 葉山 第1展示室
[料金]無料(「アルヴァ・アアルト」展の当日観覧券が必要です)

※詳細は公式ウェブサイトをご覧ください。

葉山館は、神奈川県立近代美術館の3番目の建物として2003年3月に竣工、10月に開館しました。天井高や照明環境に変化をつけた展示室のほか、資料の収集と情報の発信拠点を目指す美術図書室、視聴覚設備のある講堂、保存技術の粋を集めた収蔵庫など、多様な施設を備えた美術館となっています。生活の中で美術館に親しんでいただけるよう、エントランスホールから中庭、レストラン、ミュージアムショップ、庭園、さらに地下1階の美術図書室などは、観覧料なしでご利用いただけます。

(写真2枚目/葉山館レストラン)©Norihiro Ueno
(写真3枚目/葉山館エントランス)Kijuro Yahagi©

  • ショップ・スポット名
    神奈川県立近代美術館 葉山
  • 住所
    神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1
  • 電話
    046-875-2800(代表)
  • 営業時間
    9:30〜17:00(最終入場16:30) 【休館日】月曜日(但し祝日および振替休日の場合は開館)、展示替期間(但しレストランと駐車場は月曜を除き営業)、年末年始
  • 駐車場
    有(収容台数48台、身障者専用2台、バス3台の計53台) 【有料駐車場営業】8:30〜18:00(最終入庫16:30) ※料金は美術館HP等でご確認ください。
  • 平均利用額
    【観覧料】(コレクション展)一般¥250、20未満と学生¥150、65歳以上¥100、高校生¥100 ※企画展の観覧料は展覧会によって異なります。 ※「国際博物館の日」と「文化の日」は特別に無料開館となります。
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